新興政党が、「保守」「中道」といった言葉を政党名につけることが続いています。こうした中、有権者はそれぞれの政党を、どのような政治的立場にあると認識しているのでしょうか。チキラボが現在実施中の衆院選における有権者の政治意識継続調査。この第1回目の調査を使って分析します。
政治的立ち位置を測るために、「保革尺度」と呼ばれる指標を使用しました。
保革尺度では、
- 「0」を最もリベラル(左派)
- 「5」を中間(中道)
- 「10」を最も保守(右派)
として設定しています。
回答者がそれぞれの政党をどう位置づけるかによって、政治的立ち位置を把握する質問です。なお、この項目はチキラボが過去に行った参院選調査との比較を念頭に設定をしています。今回候補者を擁立している政党をすべて調査しているわけではありません。
有権者が見る政党の左右イメージ

自民党
右寄りと認識する人が比較的厚く分布。参政党・日本保守党など、保守色の強い政党と同等か、それ以上に右寄りと評価されている。
中道改革連合
中間〜やや左寄りと認識される傾向。他党と比べて「中間」と認識する割合が最も多い。
維新・国民民主
分布は非常に似ているが、
・維新はやや右寄りと認識する人が多い
・国民民主は「中間」と認識する人がやや多い
共産党・れいわ・社民党
「中間」と認識される割合が少なく、左寄りに分布。
参政党・日本保守党
「中間」と認識される割合が少なく、右寄りに集中。
左右に分かれる政党、有権者は“真ん中”に集まる
それぞれの政党の政治的立ち位置の平均値をとってプロットすると、政党によって、左右評価がかなり分かれていることがわかります。

なお、同じ尺度で、回答者自身を位置付けてもらうと、中央に多く分布しており、次いで右、そして左に分布の裾野が広がります。それぞれの有権者に、各党がどのようにアピールするのか、終盤でも注目です。