マンスリーサポーター向けオンラインイベント「チキの部屋」

チキラボを毎月のご寄付で支えてご支援くださるマンスリーサポーター様向けのオンラインイベント「チキの部屋」がスタートします!

 

サポーターの皆様への活動のご報告やみなさまとの交流の場としても定期的に開催していく予定です。

 

聞き手としてお迎えしたゲストの方の視点でチキラボの調査・広報について掘り下げて頂いたり、チキラボへの調査・広報のご相談の公開打ち合わせなど、様々な企画を考えております。

 

「チキの部屋」 開催概要

開催形式:オンライン視聴(当日ご覧頂けない方へは、後日アーカイブ映像をご案内いたします)

主催:一般社団法人 社会調査支援機構チキラボ

ご参加の対象となる方:イベント開催3日前までにマンスリーサポーターにご登録頂いている方をご招待させて頂きます。

 

開催日時、テーマ、ゲストは下記に記載しております各回の情報をご確認ください。

 

【次回のチキの部屋】

電話しない時代に、緊急ダイヤルはどう機能するのか    ―性暴力・DV被害と支援のいま―

 

<開催概要>

ゲスト:宋美玄さん(丸の内の森レディースクリニック院長)

日時:2025年6月28日(土)19:00-20:00

開催形式:オンライン(当日ご覧頂けない方へは、後日アーカイブ映像をご案内いたします)

ご参加の対象となる方:2025年6月25日時点でチキラボのマンスリーサポーターにご登録頂いている方とお申込みいただいたメディアの方を

 


スマートフォンの普及により、電話をかける機会は減少しました。

かつて多くの人に利用されていた「177 天気予報」も、今年3月末をもってサービスを終了しています。

 

では、いざという時の「緊急ダイヤル」、いくつ思い浮かべることができるでしょうか?

 

チキラボが継続して実施している「社会抑うつ度調査」2025年4月実施分)では、緊急ダイヤルについても認知度を調査しました。

なじみ深い110(警察) 、119(救急・消防)の他、DVや性被害にかかわる下記の三つのダイヤルについての認知度についても聞いています。

 

#8008(DV被害についての相談番号)

#8103(性暴力被害者の警察相談番号)

#8891(性暴力被害者のための相談番号)

 

そのうちの一つ、性暴力被害者のための相談番号である #8891 については、全回答者865名のうち「知っている」と答えた人はわずか0.9%(8名)にとどまりました。

被害にあった際に、どこへ連絡すればよいのかという基本的な情報が、いまだ十分には知られていない現状が明らかになりました。

 

今回のチキの部屋では、ゲストに周産期医療や女性医療に従事し、産婦人科医の立場から社会課題の解決やヘルスリテラシーの向上について、メディアを通じて積極的に発信されている宋美玄さんをお迎えします。

 

今年4月からは、女性の健康とSRHR(性と生殖に関する健康と権利)の実現を目指す医療・ヘルスケア情報メディア「crumii」の編集長も務めておられる宋さん。

宋さんの取り組みやメディアの現場から見える情報格差の実態、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)に関する情報が、必要な人に届いているのかを考えます。

 

 

SRHR(Sexual Reproductive Health and Rights:セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ=性と⽣殖に関する健康と権利)とは、性と生殖について、適切な知識と自己決定権を持ち、必要なヘルスケアを受けられ、自らの尊厳と健康を守る権利を指します。これは、性教育、避妊、中絶、性的マイノリティの権利など、幅広く議論するために必要な概念です。

 

※2025年6月25日(水)時点でマンスリーサポーターにご登録頂いている方と、お申込み頂いたメディアの方をこのイベントにご招待させて頂きます。

【これまでのチキの部屋】

第1回

「ロシアのウクライナ侵攻開始から1年、

惨事報道ストレスの影響を考える」

 

ゲスト:池上彰さん(フリージャーナリスト)

第2回

「女性政治家/候補者の増加で社会はどう変わるか?」

ゲスト:岸本聡子さん(東京都杉並区長/公共政策研究者)

第3回

「SRHR先進国

視察ツアー報告」

ゲスト:池田裕美枝さん

(医療法人心鹿会 海と空クリニック京都駅前 院長)


第4回

「誰が外国人に「不寛容」なのか」

ゲスト:安田浩一さん(ノンフィクションライター)

 

第5回

SRHR(性と生殖に関する健康と権利)

ー"知る"から先の一歩へー
ゲスト:福田和子さん(SRHR Activist、#なんでないのプロジェクト代表)