参議院選挙を科学するーーデータで読み解く「野党」のこれから

「なぜ岸田政権は勝てたのか」「なぜ野党は勝てないのか」

正しいデータに基づいた専門家による選挙分析を、荻上チキによる進行で解説するオンラインセミナーを今年も開催します。

主催:一般社団法人社会調査支援機構チキラボ

 

2022年に行われた参議院選挙。

自民党が議席を伸ばし、立憲・共産ら野党は議席を減らした。注目されていた維新もまた、選挙区での結果はふるわなかった。 議席数だけを見れば「改憲勢力が増加」と言われるも、その中身は具体的に決まっていない。

また今回の選挙は、投票・開票日直前に、元首相が銃殺されるという全体未聞の事件も起きた。

 

「誰が岸田政権を支持しているのか」

「野党共闘は効果があるのか」

「維新の勢いは落ちたのか」

「銃撃事件の影響は」

 

様々な問いに向き合う中で有用なのが、統計分析をはじめとした政治学の知見である。「あの参議院選挙では何が起こっていたか」。最新の科学的分析を、聞き手に哲学研究者の永井玲衣氏をお迎えし、荻上チキの進行でお送りする。

 

【登壇者のジェンダーバランスについて】

 

これまで、チキラボ主催のイベント/セミナーでは、登壇者のジェンダーバランスに配慮してまいりました。

本セミナーも企画準備の段階で、統計分析を専門とする政治学者の方7名(男性4名、女性3名)に講師としてご登壇のお願いをしております。

残念ながら3名の女性の政治学者の方々はいずれもご都合がつかず、ご登壇頂くことが叶いませんでした。

今回は登壇をご了承頂けた3名の男性の政治学者の方に講師を務めて頂きましたが、今後もチキラボでのイベント/セミナー開催に際しては、ジェンダーバランスに配慮しつつ、テーマに沿ってお話頂ける方にご登壇頂けるよう努め、お声がけをしてまいります。


開催概要

 

【登壇者】秦正樹氏、菅原琢氏、飯田健氏、永井玲衣氏、荻上チキ 

【日時】2022年10月4日(火)、10月11日(火)、10月18日(火)、各日とも20:00-22:00

【場所】オンライン

【各回ライブ配信視聴チケット】一般向け:2,000 円 / 学生向け:1,000 円

【ライブ配信3回通し券】一般向け:5,000 円 / 学生向け:2,500 円

【開催形式】Zoomウェビナー

(※リアルタイムで参加できない方も視聴できるように、お申込みいただいた方全員にアーカイブ配信を後日お送りします)

【主催】一般社団法人 社会調査支援機構チキラボ


開催セミナー内容


第1回

「安倍元首相銃撃事件の影響はあったのか/ 立憲はなぜ維新に勝てないのか」

秦正樹氏×永井玲衣氏×荻上チキ

開催は終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

日程:10/4(火)

時間:20:00-22:00

会場:オンライン

秦正樹氏

1988年広島県生まれ。2016年3月神戸大学大学院法学研究科政治学専攻修了。博士(政治学)。その後、北九州市立大学法学部講師、京都府立大学公共政策学部講師を経て、現職。専門は、政治心理学、政治行動論、実験政治学。主な論文として、「争点を束ねれば「イデオロギー」になる?:サーベイ実験とテキスト分析の融合を通じて」『年報政治学』(共著、2020年)、「地方議会における右傾化――政党間競争と政党組織の観点から」『日本は「右傾化」したのか』(共著、2020年)ほか。


第2回

「参議院選挙の制度と結果」

菅原琢氏×永井玲衣氏×荻上チキ

開催は終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

日程:10/11(火)

時間:20:00-22:00

会場:オンライン

菅原 琢氏

東京大学法学部卒、同大学院法学政治学研究科修士課程、 博士課程修了。博士(法学)。専門は政治過程論、日本政治。 国会議員の国会での発言、 活動などをまとめる国会議員白書を運営。著書に『 データ分析読解の技術』、『世論の曲解』、共著に『平成史【 完全版】』、『日本は「右傾化」したのか』などがある。


第3回

「岸田政権はなぜ強かったのか / 維新はなぜ『負けた』のか」

飯田健氏×永井玲衣氏×荻上チキ

開催は終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

日程:10/18(火)

時間:20:00-22:00

会場:オンライン

飯田健氏

1976年京都市生まれ。1999年同志社大学法学部政治学科卒業。2001年同志社大学大学院アメリカ研究科博士前期課程修了、修士(アメリカ研究)。2007年テキサス大学オースティン校政治学博士課程修了、Ph.D.(Government)。早稲田大学、神戸大学を経て2013年同志社大学法学部准教授、2019年より現職。専門は政治行動論、特に日本とアメリカの選挙、世論・投票行動の計量分析。著書:『有権者のリスク態度と投票行動』(木鐸社、2016)、『計量政治分析』(共立出版、2013)他。






【注意事項】
・イベントの記録(スクリーンショット、録画、写真)はチキラボのウェブサイト、SNS、 メールマガジンに掲載させていただきます。 
・アーカイブ配信の視聴方法については、セミナー当日から1週間以内にメールでご連絡いたします。
・本セミナーの録画・録音はご遠慮ください。また、無断に画面をスクリーンショットや撮影等をすることもご遠慮ください。
・オンラインとアーカイブ配信は購入者のみの視聴とし、URLを他の方に知らせたり、SNSなどで公開したりしないようお願いいたします。
・都合により変更・中止になることがあります。幣団体の都合により中止になる場合は返金手続きをさせていただきます。
・トラブルや災害による遅延や中止の場合、Zoom内でのチャット、メールなどにてアナウンスいたします。

【チケットご購入について】
・購入者の方は必ずchikilab.ac@gmail.comからのメールを受信できるよう、迷惑メール設定などのご確認をお願いいたします。
・セミナー開催日1日前に視聴リンクが購入ページにて確認できない方は、問い合わせ先までご連絡ください。
・一度お求め頂いたチケットについては、 幣団体の都合以外でのキャンセル・返金はできません。

【個人情報の収集・利用について】
・イベント参加に際してチケット購入者・ 参加者から提供いただいた個人情報は、 本イベントへのご参加の確認、 及び次回以降に開催するセミナーやイベント等のご案内、 その他一般社団法人 社会調査支援機構チキラボからのご案内・ご連絡に利用させていただきます。

 

 


月々1,000円から寄付できるマンスリーサポーターを募集しております

「一般社団法人 社会調査支援機構チキラボ」(所長荻上チキ)は、調査を実施し、その調査をメディアなどを通じて発信したり、時には政策提言を行うことにより、法改正につなげるなど、社会課題を解決する目的で活動をしています。

 

2021年は、

1.文学、演劇、映画におけるハラスメントやジェンダーバランスの調査を行った「表現の現場調査団」の調査×広報サポートや、

2.「ストーカー規制法改正」のための実態調査×記者会見や議員への提言活動、

3.伊藤詩織さんへの誹謗中傷調査×広報サポート、

4.投票率アップのための「目指せ投票率75%プロジェクト」の調査×広報

他様々なプロジェクトを行いました。

 

不当に自由を侵害される。暴力的に心や体を支配される。望ましい道があるのに経済的理由や周囲の差別などによってあきらめざるをえない。今後もそういった理不尽な体験の調査を行い、メディアや記者会見を通じて発信します。その活動を支えるマンスリーサポーターを募集しております。詳細は以下のページよりご確認ください。